13遺跡が古墳や古墳群で、市内で最も古墳の数が多い地区です。
美乃浜学園区には、現在、29の遺跡がみつかっています。代表的なものには、市内最大規模の川子塚古墳や、数十基の古墳が群集する磯崎東古墳群、大型の円墳を有する三ッ塚古墳群などがあります。
また、中世の遺跡として全国的にも珍しい塩づくりの村の跡である沢田遺跡も存在しています。遺跡の発掘調査は、2019年までに36回実施されています。1998年に調査を行った泉上遺跡では、旧石器時代のナイフ形石器が出土しています。
古墳の調査は1949年から三ッ塚古墳群・新道古墳群・入道古墳群・磯合古墳群・磯崎東古墳群で実施されており、銅製の鏡や豪華な飾りのある大刀など貴重な遺物が出土しています。1988年から実施された沢田遺跡では、塩水を貯めるための鹹水槽跡や塩水から塩を煮出す釜屋跡などの遺構、塩づくりの道具が見つかっています。
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2019年までに発掘調査した遺跡（地図上の●印）
旧平磯小地区：三ッ塚古墳群，平磯宮上遺跡，平磯長堀南遺跡，新道古墳群
旧磯崎小地区：磯崎東古墳群，磯合古墳群，入道古墳群
旧阿字ヶ浦小地区：泉上遺跡，川子塚西古墳群，沢田遺跡，西中丸遺跡，愛宕神社古墳，長砂渚遺跡
