縄文時代の土偶や動物の骨でつくられたつり針、乳飲み児を抱く埴輪等貴重なものがたくさん出土しています。

勝田一中学区には、現在、83の遺跡がみつかっています。この数は市内でもっとも多い数です。今回紹介する東石川小(南区)・勝倉小・三反田小学区は、中丸川と那珂川に挟まれた地域で、42の遺跡があります。この中には、縄文時代の三反田蜆塚貝塚や遠原貝塚、古墳時代の三反田下高井遺跡や大平古墳群、飯塚前古墳といった、有名な遺跡が存在しています。
遺跡の発掘調査は1950年代から行われており、2017年までに157回実施されています。この数も市内でもっとも多い数です。調査では、住居跡が404基みつかっています。

2017年までに発掘調査した住居跡の数 404基

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勝田一中学区①遺跡マップ
乳のみ児埴輪
大平古墳群第1号墳
三反田下河原遺跡
三反田蜆塚貝塚 土偶
三反田下高井遺跡 住居跡
岡田遺跡「十王台式」土器
遠原貝塚 浅鉢形土器

2017年までに発掘調査した遺跡(地図上の印)

勝倉地区:金上遺跡,金上塙遺跡,金上向山遺跡,勝倉城跡,勝倉富士山遺跡,勝倉若宮遺跡,勝倉古墳群,大平古墳群,大平A遺跡,大平B遺跡,大平C遺跡,地蔵根遺跡,殿塚古墳群,遠原貝塚,遠原遺跡,大房地遺跡,相対古墳群,相対遺跡,畠ノ原遺跡,平井遺跡
三反田地区:三反田新堀遺跡,岡田遺跡,天王前遺跡,飯塚前遺跡,飯塚前古墳,新平塙遺跡,新平塙古墳,三反田遺跡,上河原遺跡,三反田蜆塚貝塚, 三反田蜆塚遺跡,三反田古墳群,蜆塚西貝塚,内手遺跡,下高井遺跡