縄文時代の小貫山遺跡、弥生時代の高野寺畑遺跡、古墳時代の鉾ノ宮古墳群、中世の青龍寺跡がありこれらの遺跡の多くが新川流域に存在。
佐野中学区には、現在、29の遺跡がみつかっています。この中には、縄文時代の小貫山遺跡、弥生時代の高野寺畑遺跡、古墳時代の鉾ノ宮古墳群や老ノ塚古墳群、孫目古墳群、中世の青龍寺跡があります。これらの遺跡の多くが、新川流域に存在しています。
遺跡の発掘調査は、2020年までに39回実施されています。2003年の小貫山遺跡の調査では、縄文時代の前期の土器が出土しています。1977年の高野寺畑遺跡の調査では、弥生時代後期や古墳時代後期、古代の住居跡が調査され、古墳時代の住居跡からはたくさんの土器が出土しました。1966年には鉾ノ宮古墳群で前方後円墳1基と円墳1基が調査され、人骨や大刀、人物や馬形の埴輪が出土しました。
青龍寺跡は室町時代に開山されたお寺の跡で、1985年の調査によって建物や池の跡がみつかっています。
2020年までに発掘調査した住居跡の数 90基
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2020年までに発掘調査した遺跡(地図上の●印)
高野小地区:鉾ノ宮古墳群,下高場遺跡,東原遺跡,高野富士山遺跡,神田遺跡,小貫山遺跡,高野寺畑遺跡,宮下遺跡
佐野小地区:老ノ塚古墳群,佐和中宿遺跡,孫目A遺跡,孫目古墳群,老ノ塚遺跡,高場遺跡