「ふるさと考古学」講座は,小・中学生を対象とした考古学の体験型の講座です。壁画古墳で有名な国指定史跡の虎塚古墳を学習の中心として,考古学に関連する各分野の専門家の指導のもとに体験し,学ぶことの楽しさを知る講座となっています。ご応募お待ちしております。*受講生の募集は終了しました
文化財普及事業
小中学生体験講座「ふるさと考古学 ―遺跡と人のワークショップ― パート18」
■ひたちなか市埋蔵文化財調査センター,講座室 ほか
〒312-0011 ひたちなか市中根3499
■TEL:029-276-8311
■開館時間:9:00~17:00(最終入館16:30)
■休館日:毎週月曜日(月曜日が休日の場合は翌日)
■令和6年7月21日(日)~ 令和6年12月7日(土)全12回
■小学4年生~中学3年生 25名程度募集
■無料 ※講座により教材費が必要になる場合があります。
■安芸 早穂子【あき さほこ・歴史復元画家】⑧
十五郎穴をつくっているところを想像してみよう。どんなだったんだろう。それからどんな祭りが行われていたんだろう。復元画を数多く描いてきたアーティストの安芸さん。海、森林、古墳、横穴墓…からのインスピレーションで、どんなワークショップが生まれてくるのか、お楽しみ。
■鈴木 康二【すずき こうじ・特定非営利活動法人ちゃいれじ】⑦
滋賀県に住んでいる、考古学者で保育士の鈴木さん。「こどもたちと遊び、学ぶ」考古学ワークショップを開いている「ちゃいれじ」のおひげがすてきな事務局長さん。遺跡ってなんなのか。未来の「十五郎穴」をもりあげていくためのアイデアを、鈴木さんと考えてみよう。
■小幡 和男【おばた かずお・茨城県霞ケ浦環境科学センター】⑥
十五郎穴のまわりには植物がいっぱい!ミュージアムパーク茨城県自然博物館で植物を専門に研究してきた小幡さんと十五郎穴のまわりの植物をみていこう。これから十五郎穴のまわりがどんなふうになっていったらすてきかな。
■玉川 里子【たまがわ さとこ・元水戸市立博物館】④
水戸市立博物館で歴史部門を担当していた元館長の玉川さん。毎年水戸の空襲を伝える『私は戦争を忘れない』など戦争をテーマに語り継ぐ会や展示を行ってきたよ。ひたちなかではどうだったのかな?遺跡からみつかる戦争の爪痕から考えてみよう。
■三井 猛【みつい たけし・(有)三井考測】⑤
3つの支群にわかれる十五郎穴は、とっても広い。三井さんが丹念に測量した十五郎穴の分布図によって全体像が見えてきた。遺跡にとって重要な地図と測量の話をみんなで聞いてみよう。
■梅田 由子【うめだ ゆうこ・(有)三井考測】⑤
三井さんとともに、遺跡の測量の仕事をしている梅田さん。大昔の地図の話や、那珂湊の古い地図などみながら地図の歴史を紐解いてみよう。十五郎穴の測量についても聞いてみよう。
■助川 諒【すけがわ りょう・千葉県袖ケ浦市教育委員会】③
ひたちなか市出身の助川さんは、小学生のとき十五郎穴を知って『横穴墓』の魅力にはまったんだって。助川さんに横穴墓ってなんなのかを聞いてみよう。一緒にこれからの十五郎穴について考えられたらいいな。
■矢野 徳也【やの とくや・筑波山地域ジオパーク教育・学術部会副部会長】⑩
「矢野さ〜ん、これ、何?」遺跡のまわり、野原や畑、田んぼのあぜみち、がけの観察。実際に歩いて植物、昆虫、魚や土器のカケラを発見したり、ときには湧水をみつけたりする。矢野さんにフィールドの楽しさを教えてもらおう。もしかしたら特別な横穴墓を見に行くかも?
■海老原 四郎【えびはら しろう】・廣水 一真【ひろみず かずま】② ※スペシャル講師
いろんなものを生み出せる、わたしたちの不思議な手。遺跡からみつかるのはヒトがつくってきたものだ。すてきな手を持っている海老原さんと廣水さんに教わって、道具をつくってみよう。道具を作れるってかっこいいし、きっとすごく面白い。今回はかご作りに挑戦する予定。
■山田 茉央【やまだ まお】・山田 梨央【やまだ りお】⑨ ※スペシャル講師
ふるさと考古学卒業生のふたり。『いばらき古墳フリーペーパー・古墳DO 古墳スケッチブック』でひたちなかの古墳を紹介してきたよ。文化財造形技師の堀江武史さんから教わった『壁画の考古学』。ふたりからみんなに伝えてもらって、虎塚古墳の謎にせまろう。当日は壁画公開日。虎塚古墳の壁画も見るよ。
■さかいひろこ【矢野 広子・イラストレーター】トータルコーディネイト ① ⑪ ⑫
国指定史跡『十五郎穴横穴群』。ひたちなか市の宝物がまたひとつ誕生しました!これからこどもたちとみんなのアイデアで、十五郎穴を広めていくことができたらいいなあ!そんなことをテーマに12回の講座を企画しました。
■お申し込みフォームからのお申し込み
■往復はがきに氏名・年齢・性別・保護者名・住所・電話番号・学校名・学年を記入し,下記までお申し込みください。
■申し込みは1人1通に限ります。
■往復はがき1枚による複数申し込み及び往復はがき以外での申込は受け付けません。
■ご記入いただく個人情報は,「ふるさと考古学」事業に使用するものであり,その他の目的には使用いたしません。
■はがき記入例
■令和6年7月9日(火)必着とします。
■応募者数により、抽選で受講者を決定する場合もあります。受講の可否については、7月16日(火)頃までに本人あてメールまたは返信はがきで通知します。
■児童・生徒は保護者の同意のもとに申し込んで下さい。
■天候及び講師の病気等,やむをえない事情で講座日程等が変更になることがあります。
■全ての講座を受講できる見込みの児童・生徒で,受講は申し込み者本人のみに限ります。
■お問い合せ
公益財団法人ひたちなか市生活・文化・スポーツ公社
文化財調査事務所 TEL029-276-8311
〒312-0011 ひたちなか市中根3499(ひたちなか市埋蔵文化財調査センター内)