1973年9月12日,扉石が開かれ,予想もしなかった壁画が現れます。当時の調査日誌には,つぎのように記されています。「午前10時から石室開扉が調査団によって予告されていたために,多数の市民が見学に訪れる。市民および報道関係者の見守る中で,午前10時に開扉作業に入る。扉石はすっぽりと玄門に納まっているために,作業は思うようにはかどらない。10時50分,玄門開く。先頭の調査員より「壁画だ!」の第一声。大塚初重団長より,つめかけた市民にまず壁画発見の報告がある。静寂は東中根台地に大きなどよめきと拍手がおこる。現場は,かなりの興奮状態となる」。2023年9月12日はその感動からちょうど50年の日となります。
9月12日は,虎塚古墳石室壁画発見50周年の日です!
