船窪遺跡群
船窪遺跡群は,台地上の船窪遺跡・半分山遺跡・ぼんぼり山遺跡と,低地の狢谷津遺跡の4つの遺跡からなる遺跡群です。発掘調査によって,船窪遺跡と半分山遺跡で弥生時代後期から平安時代の集落跡が,ぼんぼり山遺跡で弥生時代後期と奈良・平安時代の集落跡及び古墳が確認されました。また,狢谷津遺跡では埋没した谷が見つかりました。そこから出土した板材からは,弥生時代の人々の木を加工する技術の一端を知ることが出来ました。